Feb 22, 2011
看護師求人を出した病院
私の病院は、最近、患者さんの数が多くなったこともあり、慢性的な人手不足に陥っている。そのため、看護師求人を行うことにした。一刻も早く手が欲しかったので、履歴書にさっと目を通して、大きな問題がなければ、採用を決定した。看護師求人を出したおかげで、新たに5人の看護師を雇うに入れることが、人手不足は解消することができるようだ。医師の数は満たしている首都圏では、若いから中堅医師の求人が多いと思いますが、医師不足気味の地域では、年齢を問わず、医師の求人情報もあります。そのような情報の中には北海道の大規模病院での募集も、今までの長年の経験を生かして、しようとする意思には理想的な職場だそうです。特に、リハビリテーション科や整形外科など高齢者の医療を担う人材を募集しています。
家電雑貨ブランド「±0(プラスマイナスゼロ)」の新たなショールームが2011年2月にオープンした。場所は、東京・原宿のキャットストリート。建物全体がガラス張りの箱のようなショールームは、決して大きくはないが日常使いのアイテムの数々をリアルなスケール感で体感できるちょうど良い空間だ。
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さらに、オープンと同時に鍋や包丁などのキッチンツールを数多く発表し、日常生活に寄り添ったリアルなトータルブランドとして、今までにも増してぐっと身近に感じる。ショールームオープンしてまもなく新ショールームと新プロダクトのデザインを手掛けた深澤直人氏に話を聞いた。
――オープンと同時に、多くのキッチンツールを発売されましたね。ブランドとして新たな一歩を踏み出したように感じます
この2年間、新しい「±0」の製品開発をしてきました。生活家電が真ん中にあったら、その周りにあってそれと関係の深い雑貨も一緒にデザインしようというテーマを掲げ、開発してきました。
例えば、ストーブだったらストーブと同じ色のブランケットをつくったり、トースターをやるんだったらトーストスタンドやお皿もやりましょう、というようなことですね。
雑貨と家電を個別にやるのではなく、全体を1つの生活用品としてデザインしようと思いました。こういう試みはあたりまえそうで実はあまりやってない。家電と雑貨では業態が違いますから。
――インテリアのセレクトショップなどが、その両方を扱ってはいますが?
まだまだセレクトショップで家電を買うという文化が浸透していないと感じています。生活のシーンを選ばれた品々によって見せていくのがセレクトショップで、そのなかに家電があってもいいのではないかと思いました。
2003年に「±0」で出した加湿器などはその火付け役になりましたが、同じような製品がセレクトショップにたくさん並ぶようになりました。それと同じことを繰り返すのではなく、最初の「±0」のコンセプトを貫いた製品開発をしましょうということでできあがったのが、この2月から順次発売されるキッチンツールなどのプロダクトです。
――かなりさまざまなアイテムが一気に発売となりましたね
一つひとつの製品を見ていただくと分かると思うのですが、お鍋もお椀もカトラリーも全部、その道のプロに作ってもらっています。例えば、このアルミの鍋。これは中尾アルミ製作所と共同でつくりました。
中尾アルミはプロ用の鍋などをつくっている老舗です。これはプロが使う道具と同じ技術を使ったものなのですが、それは家庭用にはちょっとごつすぎるので、やや小ぶりなものにデザインし直しました。アルミは熱伝導が良くて、きれいな対流をつくる形というのがあります。鍋の形によって味の染み込み方なども変わってくる。これは専門家の知恵が入った力作です。
――とてもきれいな仕上げだと感じました
使っていくと少しずつへこんだり傷が付いたりしていくわけですが、きっとそれが味わいとなって一生ものになっていく。古びてよくなっていくものを買うのがいいんじゃないかなと思います。無骨だけど、見たらちょっと欲しくなってしまうような鍋。キッチン用品って実用だけでなくそういう魅力がありますよね。
――出会ってしまった、というようなことですね。この蓋付きのお椀は少しあらたまったような雰囲気も感じます
蓋付きのお椀はお正月とか特別なときにしか使わないイメージがありますね。でも、それで毎日味噌汁を飲んでほしいと思いました。ある素朴な旅館に泊まったときに朝食の味噌汁が蓋付きの漆椀で出てきて、いいなと思った記憶があって。調べてみたら「かし椀」というらしい。定まった使い方がない、煮物や汁物、ごはん物にも使える多用途なお椀の定番なのです。しかも、これは越前漆器の下村漆器店が考案した電子レンジやスチームオーブンにも使える耐熱温度180度の漆器。お米とお水を入れてスチームオーブンにかければ、1人分のご飯も炊けるのです。
――電子レンジもOKな漆器とは、驚きです
たとえ買ってきたお惣菜でも、これに入れて温めて食べたら美味しく感じると思います。この飯茶碗は「京茶碗」とよばれている定番のかたちで、手を添えるときに中指の入る「ハマ」部分の内側の深さが持ちやすさに影響するのです。微妙な部分ですが、持ちやすくなっていると思います。みんなが慣れ親しんだ形だから大きくは変えず、大きさやわずかな部分だけを使いやすく調整しています。
――カトラリーもお玉も、本当に定番の形ですね
カトラリーは柄の根元が細くて持ち手の部分が丸く広がっているヨーロッパのスタンダードな形なのですが、この形に装飾が施されたものは日本の洋食屋さんなどでもよく見かけます。この美味しそうな形を家庭で使いたいと思いデザインしました。
まずは装飾を取り除き、軽くするために大きさと厚みを調整しました。日本人の手にも馴染むものに仕上げました。これはステンレス技術の最高峰である新潟県燕市の職人さんに頼んでいるのですが、すべて一生使えるもの。新しいデザインよりもみんながどこかで見たことがあって、慣れている形を損なわないようにデザインしています。
なかなかしっくりくるものがない…… そんなときに「±0」に来てもらえたら「ちょうどいいものがたくさんあるね」というようなことになればいいなと思います。
――とはいえ、ワイヤーのシリーズなどはありそうでなかったものだと感じます。エッグスタンドやトーストスタンドなど、とても新鮮です
黒いワイヤーを使っていろんな道具をつくろうとずっと思っていました。なぜか魅力のある素材です。トースターもあるからトーストスタンドもということで……。外国ではトーストスタンドはよく使うのです。でも日本ではあまり見かけないから日本のトーストにあったものをつくりました。
日本は、食に関していえば和洋折衷。もう完全な和でもなければ、完全な洋でもないんですよ。そこのところに独特のカルチャーがある。だからカトラリーなどは外国のものを使うとちょっとサイズが大き過ぎたりするわけです。
同じに見えてしっくりと馴染む、どこがデザインされたのか分からないような普通のものをデザインしたいなと(笑)。「スーパーノーマル」じゃなくて、「ただのノーマル」、そういう境地に行きたいなという気持ちがあります。
――それは一歩踏み込んだビジョンですね
最近は「最初から古いもの」といっているのですが、買ったときから「別に新しくないじゃん!」っていってほしいくらいの(笑)。そういうと否定的に聞こえますが、「慣れてるからそれでいい」みたいなことです。
結局、人は馴染んだ日常の道具が好きなのではないかと。頑張ってデザインに凝ったものを買うのではなく、力を抜いて気に入ったものを買うほうが価値が高いのではないかと思うのです。
新しいショールームもリニューアルしたWebサイトも、ものだけではなく生活のシーンを切り取ったように見せています。もう少し身近なところ、小さな楽しみを感じられるようなものを生活に溶け込ませてやっていこうということなのです。そういう意味でこのプロジェクトは生活を大切にしていこうとする今の時代に合っているのではないかと思います。若者があまり新しいものを買わなくなった。
――そういった時代の空気については、どう思われますか?
多くの人たちが物を吟味できるような時代になったのではないかと思います。今まではピンク色にわーっと飛びつくようなことを、大きな企業やマーケティング戦略では考えていたけれど、果たしてそれは本人が本当に気に入って買っているのかどうかは分からない。
今は自分で吟味できる人たちと、「あの人が選ぶからそれを買おう」みたいなフォロワー的な人たちがいる。マーケットには広がっていく段階というものがあると思います。だから、まずは吟味してちゃんと買いたいという人たちに対して、きちんとしたものを提供したいと思います。
●±0 Showroom
東京都渋谷区神宮前6-15-6
Open.11:00〜19:00 水・木休
お問い合わせ:tel.03-5778-5380
【草野恵子,エキサイトイズム】
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