Oct 08, 2010
任意整理のメリットについて
任意整理は裁判所などの公共機関を利用せず、弁護士や司法書士に依頼して債権者と交渉するため、債務者の負担は軽く生きるようです。また、任意整理をすれば債務の請求は停止し、将来の金利引き下げられて過払い金が発生した場合には、回収するようです。しかし、5年くらいはブラックリストしまい、交渉相手が強硬だと和解が成立しない可能性があるそうです。自己破産をするか悩んでいる人は世の中にたくさんあるかもしれません。多重債務者があちこちで督促電話、書面で送付。非常に精神的に難しいものです。このため、自己破産とういう法的手段を債務を構成する一つの手段だと考えています。しかし、その方法は、最後の手段になるので、その前にできるかもしないので、よく考えてから自己破産をしても遅くはないと考えています。
秋葉原の日本決勝、インドネシアはジャカルタのアジア太平洋州決勝を勝ち進んだKATANA JAPANが、台北の地で世界のトップを目指す。強豪欧米のオーバークロッカーを粉砕できるか!
【MOA 2011 WORLDWIDE GRAND FINAL:KATANA JAPAN、奮戦す!】
・9時間休みなしに戦え!
2011年10月5日、台湾の台北市で、MSIが主催するオーバークロック大会「Master Overclocking Arena 2011」(MOA 2011)の世界決勝が行われた。日本からは、MOA 2011 アジア太平洋大会で逆転優勝を遂げた「KATANA JAPAN」のCAL930氏とGyrock氏が参戦した。
MOA 2011世界大会決勝は、欧州、北米などの各地域決勝を勝ち抜いた16チームが参加し、SUPER PI 32M、3DMark11 (Performance)、3DMark2001 SE(!)のベンチマークテストを戦い、その総合スコアで競う。オーバークロックキング競技で重要になるシステム構築もふくめ、大会は朝の9時から夕方18時まで、実に9時間という長い時間をかけて行われる。
大会は、競技で使うパーツを選ぶくじ引きから始まる。ここでひいた番号を割り当てられた主要パーツを用いてシステムを構築する。MSIが提供するパーツは以下の通りになる。
表:パーツと製品名一覧
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1110/09/news002.html
アジア太平洋州決勝で、KATANA JAPANはこのくじ引きで“七夕の7でフィーバー”を引き当てた。KATANA JAPANのくじ担当のGyrock氏が今回ひいたのは“5”だった。引き当てたパーツセットを手にした各国チームは、割り当てられたテーブルに向かい、まずは、1時間30分に及ぶセッティングに取り掛かる。
システムを組み上げてPCに電源を入れたKATANA JAPANは、いきなりトラブルに遭遇する。BIOS起動段階でPCが落ちてしまうのだ。KATANA JAPANは、マザーボードが原因と考え、予備に交換するが、それでも状況は改善しない。MSIスタッフのアドバイスで、マウスを接続するUSBを変更すると一時的に改善した。さらに、マウスを差さないと症状がでない。そこで、BIOS設定段階まではマウスを使わず、OSが起動したら、マウスを差すことでこのトラブルを回避した。しかし、この段階でセッティングフェーズは残り10分に過ぎなかった。
●このメモリチップは何なんだ……
10時30分、Super PI 32Mのタイムを競う2時間の第1ステージがスタートした。しかし、KATANA JAPANはメモリの不安定な動きに苦戦する。OSの起動もままならぬほどの状況に、駆動電圧を下げていくが、それでもなかなか起動しない。Gyrock氏は、オーバークロックでほとんど使われないメモリ“チップ”が影響していると分析した。残り1時間30分でようやくOSが起動するまで設定が安定してきた。ベースクロック107MHz(ルールでCPU倍率は50倍に固定)と条件は悪くない。
この時点で、トップタイムは6分21秒281を出している。残り1時間20分、ようやく、KATANA JAPANは第1回目のスコアを審判部に申告した。タイムは、6分26秒486。PCのセッティングと設定、そして、配布された2つのCPUから“先発”に耐えうる個体の選別ができたKATANA JAPANは、それまで構築作業が容易でCPUの入れ替えが短時間でできる水冷ユニットを使っていたが、ここで液体窒素液冷対応のクーラーユニットにシステムを組み替えた。ほかのチームが組み立てステージの1時間半と、第1ステージにこれまでかかった1時間強をかけてシステムのチューニングを行っているのに間に合うのか? しかし、KATANA JAPANが再構築に要した時間はわずかに約7分間。そして、再構築後の起動もスムーズにいった。
KATANA JAPANは、試走を終えてSuper PI 32Mの“本走”にかかった。しかし、タイムはトップグループに届かない。CPUの状態は良好だが、相変わらずメモリタイミングのチューニングに苦しむ。残り40分。ブルースクリーンが繰り返し発生して起動がままならなくなってきた。ここまでに出ている最高スコアとトップとの差は約4秒。思わず「こりゃきついな」と声が漏れる。駆動電圧設定を変えて探りを入れると、残り30分でなんとか起動に成功した。マウスが認識されないなど不安定な状況だが、本走に挑んでまずは1秒差の3位スエーデン代表「Expandables」を追いかける。走れるのは5回ほどだろうか。しかし、Super PIがなかなか起動しない。そうしているうちに、ExpandablesとKATANA JAPANの間に独代表の「BenchBros」が割り込んできた。この時点でKATANA JAPANは5位。メンバーは“飲み放題”のレッドブルで気力を補給する。
残り20分。ベースクロック106.8MHzでトライしてSuper PI 32Mが完走したら、ベースクロックを107MHz台に引き上げる作戦にでる。残り時間は後2回のランがぎりぎり間に合うラインだ。残り9分で完走に成功した。ベースクロック107.3MHzで最後のチャンスにかける。起動はうまくいった。Super PI 1Mの試走でこれまでの最速をマークする。CAL930氏は、これまでのランから「このCPUは、マイナス40度を下回ると減速する感じ」と過冷却に注意しながら、液体窒素を注いで最後のランを開始する。途中のラップもこれまでで最も速いペースだ。最後のランを見守りながら、Gyrock氏は、「メモリ(セッティング)を詰めればトップのギリシャと同じタイムは出せるはず。ギリシャはメモリの扱いがうまい」とSuper PI 32Mでトップスコアを出していて、過去の多くの大会で優勝してきたギリシャの代表チーム「HWBOX.gr」を評価する。
このランで第1ステージはタイムアップ。KATANA JAPANは最後に挑んだ6分22秒515が最高タイムとなった。日本は6位。Gyrock氏もCAL930氏も順位は関係ないという。トップはギリシャのHWBOX.grで6分11秒094。トップと差は11秒で、ベンチマークテストごとに設けられた比重配点(CPU系は少なく、GPU系は多く配点して総合ポイントを求める)ポイントも1.6差だ。世界決勝に参加する多くのチームは、アジア太平洋州決勝の戦いぶりから「KATANA JAPANはGPU系ベンチマークテストのステージで成績が上がる」と警戒していた。
●「1位じゃないとダメなんですか」「ダメなんです」
第1ステージから休憩時間もないまま、3DMark 11で戦う第2ステージが始まった。メンバーは配給されたランチボックスを口にくわえたまま、マシンのセッティングを行い、3DMark 11を回し始める。第2ステージの持ち時間も2時間30分と長い。しかし、KATANA JAPANはこのステージでもマシントラブルに見舞われた。
まず、残り2時間でマザーボードが動かなくなった。再度組み直すもののシステムが起動しない。2基あるBIOSチップの状態を示す2つの青いLEDインジケータが点滅する。BIOSが2つとも駄目になったか?、もしくはCPUか? 残りは1時間47分。ここでMSIスタッフにレスキューを依頼すると、彼らはツールボードを使ってBIOSクラッシュと診断した。USBメモリからBIOSイメージを復旧する。残り1時間40分を切った。マウスの動作トラブルでマザーボードを変更したところ、BIOSが2つとも飛んだようだ。残り1時間33分でBIOSは無事に復活した。しかし、システムの組み立てからチューニングを始めるので。 時間は少ない。KATANA JAPANはお互いに「まだやれる!」と声をかけあいながら、 残り1時間30分で戦闘に復帰する。そして、CPUを予備に交換するとPCはいきなりスムーズに動き出しだ。「石だ……」
第2ステージの順位は激しく入れ替わる。トップは米国のOC AllianceとルーマニアのLab 501が1万1300台のスコアで奪い合う。Super PI 32MでトップのHWBOX.grはトータルで7位と不調だ。しかし、それでも1万台を最初のランで超えている。アジア太平洋州決勝とは明らかにレベルが違う。KATANA JAPANも残り1時間10分で最初のスコアを出すが、8000台と低く審判部に申告しない。次のランで映像出力にノイズが出始めた。日本決勝でも見た現象だ。このランで1万台を出すが、これも申告せずランを重ねる。この時点で11位までが1万台とハイペースで戦いが進む。
マシンの状態に苦労していたKATANA JAPANも、残り1時間3分に始めたランで「安定してきたね」の声が出る。しかし、この直後にディスプレイドライバのエラーで最後の最後でハングアップしてしまった。それだけでなく、グラフィックスカードの挙動も安定しなくなった。手で触れて確かめると電源回路の付近が異様に熱い。外置きファンを大口径に変えると状態は安定した。こういう問題の発見能力と対処能力が技術の差となる。
KATANA JAPANは残り52分でようやく最初のスコアを審判部に申告した。スコアは10818でこの時点の7位、比重配点を考慮した総合順位では8位と、ギリシャのHWBOX.grを上回った。ここから日本の追撃が始まる。次のランで11218をマークしてこの時点の5位に上がった。3位のTeam AU(オーストラリアとニュージーランドの混成構成)と4位のOC AllianceはSuper PI 32MのスコアでKATANA JAPANを下回る。残り40分で米国のOver the Edgeに抜かされて総合6位に下がる。ポイントでトップと3ポイント差、3位とは1ポイントの差。KATANA JAPANは残り時間15分でスコア11424を申告して、ついに総合3位まで上がってきた。しかし、彼らの目指すところはもっと上にある。「そんなの関係ないですよ」(CAL930氏)
トップとはほぼ2ポイントの差があり、1位のLab 501と2位のExpadablesのスコアは11600台で競っている。どちらもGPUの状態はかなりいいようだ。KATANA JAPANも「あと30分圧着が持ったらいけるかもしれない」(Gyrock氏)という状況で、何度かハングアップを繰り返しながら、より高いスコアを目指す。クーラーユニットの筒状ジャケットとGPUの圧着状態がかなりいいようで、逆に冷えすぎて止まることもあるぐらいという。
KATANA JAPANは、残り26分でスコア11541を審判部に申告する。しかし、まだトップ2に届かない。トップ2はSuperPI 32MのスコアもKATANA JAPANを上回る。トップのLab 501はここから11723、残り15分で11796を出して引き離しにかかる。この時点でKATANA JAPANとの差は2ポイントと開いた。さらに、KATANA JAPANのシステムがハングアップを繰り返す。残り時間8分を切ったところで、HWBOOX.grも3位に上がってきた。3DMark 11のスコアは低いものの、SuperPI 32Mの“貯金”が効いている。ここで第2ステージが終了し、KATANA JAPANはLab 501、Expandables、HEBOX.grといった欧州の強豪に続く4位を確保した。
●あと1回! もう1回だけ走ってくれ!
最後の第3ステージは、3DMark 2011 SEをなんと3時間に渡って走らせまくるという、最後の最後で体力と精神力をぎりぎりまでしぼりとる戦いが待っていた。そして、KATANA JAPANはまたしてもBIOSが飛んだ……。MSIスタッフと復旧作業にかかるがBIOS起動までたどり着かない。残り時間2時間30分を切って、ようやくBIOSが復活した。すでに約30分をロスしている。ほかのチームはスコアを多数エントリーしており、トップはOVER THE EDGEの124255だ。ただ、この時点までにスコアをエントリーしているチームは、第1ステージ、第2ステージともに上位記録を出していない。KATANA JAPANはまだまだ追いかけることができる。
KATANA JAPANのマシンは安定せず、結局、予備のCPUに交換してようやく起動した。残り2時間15分で、まだ安定動作のセッティングを探っている段階だ。この時点でHWBOX.grがスコア124793を登録し、総合ポイント144.344でトップを奪う。日本の予備CPUは動作クロックが上がらない。しかし、残り時間2時間を切ったあたりからCPUのセッティングに“当たり”が出始めた。残り1時間40分で、KATANA JAPANもようやく最初のスコアとなる124943をエントリーした。これでも、まだまだ上位の域に達していない。この時点で、トップはLab 501で3DMark 2001 SEが126730、2位がHWBOX.grは128963と、ハイスコアで推移している。
日本はExpandablesに続いて4位まで上がってきた。トップとのスコア差は1.6ポイントだ。日本のCPUは状態がいい。負荷の軽いベンチマークテストということもあるが、もっと上を狙えるかもしれない。ただ、3DMark 2001 SEはマシンを再起動するとスコアが高くなるが、それはリスクが高い。
KATANA JAPANは、残り1時間15分にスコア126609で2回目の申告を行う。世界決勝でもトップクラスの値だが、Lab 501、Expandables、HWBOX.grに届かない。残り1時間でHWBOX.grが13万を超えるスコアを出してきた。KATANA JAPANは、ここでGPUのコアクロックを1400MHzまで一気に上げたがマシンが安定しない。1350MHzまで下げても安定しない。配布されたグラフィックスカードは、どうもスコアが伸びないようだ。しかし、残り時間45分では予備のグラフィックスカードに交換する時間もない。
KATANA JAPANは、独のBenchBrosにも抜かされて5位に下がる。マシンが安定しない原因をGPUがマイナス40度と冷えすぎたためと考えて冷却温度を上げてみる。 残り20分で冷却温度をマイナス35度にしてから、スコアは126903とわずかながらも伸びてきた。残り時間10分で127240を達成。トップ3は12万8000台以上を出している。
残り8秒でラストランに挑んだが、残り0秒でスタートを押す直前にマシンがハングアップ。KATANA JAPANの戦いは終わった。総合5位。
●日本のオーバークロッカーは世界に目を向けよ
オーバークロックは使うパーツの品質で決まってしまうでしょう、と多くの自作PCユーザーがいうが、KATANA JAPANは、配られたパーツの出来不出来を理由にすることなく、自分たちの持つ技術を最大限に繰り出して列強の欧州チームに戦いを挑み、事実、彼らを脅かすほどに健闘した。
CAL930氏は、「国際大会におけるオーバークロックの戦いは、実戦の経験とそこで蓄積されるテクニックの多さで決まる」という。大会ではどんなことが起こるのか分からない。必ず何かが起きる。その起こったことに適切に対応できるかが戦いを決める。欧州、北米、東南アジアではそういう経験を積めるオーバークロック大会が数多く行われている。だから、彼らは強いのだという。使うパーツの運不運ではない。大会で常勝チーム集団が必ずトップを競うのがそのことを証明している。
KATANA JAPANのメンバーが国際大会で戦う理由は、自分たちの栄光のためでない。日本のオーバークロッカーのレベルを世界列強に知らしめるための戦いであり、そして、日本でオーバークロッカーというジャンルが普及するための戦いであった。
彼らの戦いとその技術力は、世界の強豪たちを苦しめ脅かすことで日本のオーバークロッカーのレベルの高さを世界に示すことができた。KATANA JAPANに不足していたものがあるとすれば、それは、実戦だけだ。彼らが戦う機会と場所が日本でもっと多く提供されることで、日本でも世界のオーバークロックに目を向けられるユーザーが誕生するチャンスが与えられることを、台北の決勝会場で強く思った。
【関連記事】
勝てるのか日本! 「MOA 2011」APAC決勝!!
蒸し暑いアキバでマイナス180度の戦い!
MSI、オーバークロッキング大会「MOA 2011」を開催
MSIのオーバークロック世界大会で“水没PC”とスリリングなゲームに酔う
まるで格闘技のようなPCゲーム対戦“ショー”
WriteBacks
writeback message: Ready to post a comment.