Sep 07, 2010

観光地を安価なレンタカーで振り返る

夫婦揃って少し長い旅行をする時、様々な乗り物を使いながら観光地を訪問するのも面白そうだなと思う列車を降りるとレンタカーを借りてバスを降りると、またレンタカーを借りて、その時その時安いレンタカーを使用することは非常に効率的でもある安全性でもあります。常に整備されている格安のレンタカーを存分にご観光地めぐりを楽しみたいです。
格安レンタカーの利用法も考えてみましょう。旅行のときの移動手段を考えなければならないことです。公共交通機関の利用も魅力的だが、安いレンタカーもなかなかいいですね。直接目的地へ向かうことができるため、効率的に回ることができるでしょう。旅の思い出を一つでも多く作って欲しいと思っています。
 化石燃料をいっさい使わず太陽エネルギーだけで飛ぶソーラーインパルスの基本構造について、最初に簡単におさらいしておこう。

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 2009年に完成したソーラーインパルスのプロトタイプ機“HB-SIA”には、基礎部分にカーボンファイバー(炭素繊維)複合材料が使用された。機体重量は乗用車1台分と同じわずか1600キロ。しかし両翼の端から端までの長さは63.4メートルある。これはエアバスの大型機A340と同サイズだ。その大きな主翼に設置した1万2000個の薄型ソーラーパネルで太陽エネルギーを吸収し、4つのモーターに最大10馬力の電力として供給する。昼間の飛行で充電したエネルギーは400キロのリチウム・ポリマー電池に蓄積し、その電力を利用することで夜間フライトも可能に。推進システム全体の効率を最大限に高めた結果、スクーター並みの馬力で飛ぶことを実現した。

 具体的な飛行方法としては、前日までに充電した電力で夜が明けると同時に離陸し、太陽光で電池をチャージしながら高度8500メートル程度まで上昇。充電を続けつつ、滑空状態で巡航飛行する。日没後はゆるやかに高度を落とし、地上1000メートルまできたら昼間蓄えたエネルギーを使ってプロペラを回転させ、最低限の高度を保つ。

 2010年7月。スイス西部のフリブール地方を舞台に、最終目標である世界一周に向けての大きな一歩となる“24時間連続飛行”に挑戦し、成功させた。これを繰り返すことで、文字通りの“永久飛行”が可能となる。今回私がインタビューしたのは、同プロジェクトを先頭に立って率いてきた2人──スイス人の冒険家であり、精神科医でもあるベルトラン・ピカール氏(53)と、エンジニア出身でスイス空軍戦闘機や旅客機のパイロットとしても活躍してきたアンドレ・ボルシュベルグ氏(57)だ。

●雲の上を飛べば天候には左右されない

──まずは24時間飛行の成功、おめでとうございます。当日は天候にも恵まれたようですね。

ボルシュベルグ: 天気はそれほど気にしていません。ある程度の風は想定して設計していますし、プロジェクトのメンバーには気象の専門家もいます。よく「天気が悪い日は太陽エネルギーが吸収できないのでは?」といった質問も受けますが、雲が多くてもその上(高度8500メートル)を飛ぶので、太陽光を受けるのに雲の多い少ないは問題ではありません。

──2009年の最初のフライトでは機体を地上からわずかに浮かせ、その後は1000メートルくらいの高度での飛行を繰り返してきましたね。それまでの実験と、今回の高度8500メートルを飛ぶというのとは、やはりずいぶん違うものでしたか?

ボルシュベルグ: いきなり高度8500メートルを飛んだわけではなく、その間もステップ・バイ・ステップで高度を上げ、機体にどんな影響が出てくるかを確認しながら進めてきました。ですので、高度8500メートルも驚くほど過酷な状況ではなく、それまでの経験の延長線上だったというのが実感です。

──でも、寒さなどは相当のものだったのでは?

ボルシュベルグ: たしかに。地上とは30度近く差がありましたからね。機内もマイナス20度ですが、電力は基本的に飛ぶためにしか使えない。ヒーティングに使う余裕がないので、身体の保温には気をつかいました。

──太陽が沈んでから再び昇るまで、ずっと空中を飛び続けられるかどうか。その点はやはり、コクピットにいてずっと心配だったと思いますが。

ボルシュベルグ: 最初のうちは「本当にできるんだろうか?」とクエスチョンマークを心のどこかにずっと持っていました。しかし実験を重ねるにしたがって成功への確信に変わり、実際に飛ぶときには不思議なほど心やすらかでしたよ(笑)。

●失敗すればこれまでの7年間が水の泡に

──ただ、テストの様子は私もニュース映像で見ていましたが、地上の管制室の人たちはみんな心配そうでした。日の出の時間が近づくと、誰からともなくカウントダウンのコールが始まって。あのカウントダウンはたしか、ベルトラン(ピカール氏)が始めたのかな?

ピカール: そうです、私が始めました。つい興奮して(笑)。ここまでくるのに7年かかっていますが、もしここで失敗したら、信頼も一気に失ってしまう。その意味で今回のフライトは、1つの大きな到達点でした。

──無事に戻って着陸したときに、機体の周りにスタッフみんなが集まりました。その中心にいたのが、コクピットからおりてきたアンドレ(ボルシュベルグ氏)でしたね。じつは私は、プロジェクトのリーダーである2人のうちのどちらが操縦するのかとずっと思っていたのですが、結果的にアンドレが乗るというのはどうやって決めたんですか?

ピカール: 決めるのは簡単でしたよ。今回のフライトは非常に困難をともなう、大きなチャレンジでした。それには、私よりもはるかに経験のあるアンドレが適任であることは明白でした。

──では、最終目標である世界一周フライトは、どちらが?

ボルシュベルグ: 世界一周では、2人が交替で乗り込むことになります。ただしゴール地点ではどちらが操縦していて、どちらが迎えるかは、唯一の喧嘩の原因になるかも知れません(笑)。

──さて、その2号機の話ですが。世界一周を飛ぶとなると、さっきの話のように「防寒のためにエネルギーは使えない」などとは言っていられませんね。長時間フライトに持ちこたえられるようパイロットの身体も守らないといけませんし。試作1号機とは、やはりずいぶん違ったものになるのでしょうか。

ボルシュベルグ: 世界一周に際しては、1回のフライトで最低でも5日間飛ぶことを考えています。ですので、シートにはパイロットが仮眠をとるためのリクライニング機能も必要でしょうし、ゴミも出るので、その処理設備なども考えなければなりません。

●目標実現には日本の先端技術も不可欠

──世界一周飛行に向けて開発中の2号機は、さまざまな設備や機能を付加しなければならないぶん、機体の重量も当然増しますね。ソーラーバッテリーの効率アップを含め、より一層の軽量化技術も取り入れていかなければならないわけですか?

ボルシュベルグ: とてもいいご指摘です。新しいシステムを入れると同時に、バッテリーをより軽くし、ソーラーシェルやモーターの効率も上げていかなければなりません。その両方をどうバランスよく実現していくかが、これからの課題です。

──いま現在、ソーラーパネルはアメリカ製の、バッテリーは韓国製のものを使っていると聞いています。これからはもっともっと目を世界に広げて、いい技術を持つ国やメーカーから供給を受けることになるのでしょうか?

ピカール: おっしゃるとおりです。ソーラーパネルも電池も、よりいいものを探さなければなりません。われわれが求めているのは、単純なパートナーというより、先端技術をもつサプライヤーです。

──とくに日本から供給を受けたい技術というのはありますか?

ボルシュベルグ: ソーラーインパルスは機体の8割から9割がカーボンファイバーでできています。日本が世界で最も進んでいる先端技術の1つが素材技術で、カーボンファイバーに限らず、ほかの材料も含めて2号機の機体材料には日本の技術を積極的に取り入れたいと思っています。

──最後に、このプロジェクトの目的について改めてお聞かせください。

ピカール: 世界で最初の有人動力飛行は1903年でした。そしてその47年後に、本格的な旅客機ボーイング707が飛んでいます。その約50年の間に、大きな技術の進化がありました。ところが、その次の50年間では、あまり目立ったイノベーションは見当たりません。単に効率を上げたに過ぎない50年でした。ソーラーインパルスでは、最初の50年の発端になったようなイノベーションを起こしたい。枯渇することがなく、環境も汚さない自然エネルギーを使って、われわれの技術で何ができるのか? 既存の技術だけでも人類はここまでできるんだというメッセージを、私たちは世界中に伝えたいんです。そんなメッセージをいっしょに発信してくれる仲間として、日本の企業や技術者たちにもぜひ加わってほしいと思っています。【秋本俊二,誠Style】

(ソーラーインパルスは2011年6月20〜26日のパリ航空ショーに特別ゲストとして招待され、デモフライトなどを実施する予定です)


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